2023/10/10
こんにちは!平沼歯科医院です!
夏も終わりが近づき、秋の気配を感じるようになってきましたね。
季節の変わり目となり、体調を崩しやすい時期になっています。
体調管理には気をつけてくださいね。
さて、今回は知覚過敏のお話をします。
◉知覚過敏とは…
冷たいもので歯がキーンとしみる症状のことをいいますが、
実は原因がたくさんあります。
①歯ブラシの圧が強すぎる
②歯ぎしりや食いしばりがある
③歯が欠けている
④虫歯がある、虫歯治療して間もない
⑤歯周病や加齢で歯茎がさがっている
⑥ホワイトニングの副作用
⑦歯が薄くて生理的にしみてしまう(前歯など)
これら原因の違いにより、痛みの程度や治療方法が異なってきます。
◉知覚過敏の治療方法
まずは歯科検診にかかってください。そこで原因を特定することが重要となります。
当院では、原因別に治療方法を5つご紹介しています。
①虫歯や歯周病の治療
虫歯や歯周病由来なら、早めに治療しないとますます痛みが増すことになります。何よりも重要な治療となります。
②かけているところを埋める
大きく欠けてしまっている場合は、歯の表面を歯科用レジン(プラスチック)でコーティングすることでしみないようケアします。
③マウスピースを作る
就寝中の歯ぎしりや食いしばりは無意識のため、自分で治しにくいです。そのため、就寝中のみマウスピースを使うことで、歯への負担を減らします。どういった厚みや材質のものを作るかは歯科医師と相談して決めてください。
④歯ブラシの仕方を見直す
歯ブラシの圧が強い方や歯周病がある方は、歯科衛生士による歯ブラシ指導が有効となります。歯に当てる角度や強さにより、歯を磨く効率が上がるとともに、しみる症状も抑えられます。
⑤知覚過敏用の歯磨き粉を使用する
最後に、ホワイトニングの副作用やどうしても前歯だけしみてしまうような方には、知覚過敏用の歯磨き粉を長期間使用することを勧めます。使用したてはしみることが多いですが、成分が少しづつ歯の表面に作用することでしみる症状を軽減していきます。